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リスナーのサービス登録備忘録

リスナーのサービス登録の基礎知識についてメモ。


(1)listenerの構成方法には静的構成と動的構成の2種類存在

(2)静的構成では、listenerへ登録するDBサービスをlistener.oraに記述する。動的構成とは異なり、DBの状態がlistenerへ動的に反映されないため、静的構成と呼ばれる。

(3)動的構成では、PMONが、LOCAL_LISTENERパラメータで指定したホスト名やポート番号からlistenerへ接続し、SERVICE_NAMESパラメータで指定したDBサービス名やデータベースの状態を動的に登録する構成。

(4)デフォルトの構成で、動的構成は有効で、DBの起動時にPMONが、プロトコルTCP/IP、ポート1521 のローカルアドレス上のリスナーに動的なサービス登録を行う。その後、定期的にDB状態の更新を行う。

(5)初期化パラメータ local_listener のデフォルト値は以下

(ADDRESS = (PROTOCOL=TCP)(HOST=hostname)(PORT=1521))(hostnameはローカル・ホストのネットワーク名)

(6)リスナーのポートをデフォルトの1521を利用している場合は、設定変更をせずに動的構成を使用可能

(7)ポート1521以外で動的構成を使用する際は、local_listenerをリスナーのアドレス情報に合わせる必要がある
  例: alter system set local_listener='(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=192.168.56.3 )(PORT=1522))';

(8)DBが起動状態でリスナーを起動すると、PMONが動的サービス登録を実行するのに1分程かかる。このため、リスナーの起動から1分程はORA-12514が発生することになる

(9)動的サービス登録では、DB停止時に登録済みのサービスの情報はlistenerから削除される。DBの状況に応じ、動的にサービスを登録/更新/削除する。

(10)静的サービス登録では、DBの起動状態に左右されず、サービス登録が可能。このため、リスナーのみ起動している状態でもサービスの情報はリスナーから削除されない。

(11)下記コマンドで手動でPMONによるサービス登録が可能。動的構成でPMONによる登録動作を待つ必要がないので便利。

alter system register;